トップページ  > 特別コンテンツ  > 視能訓練士臨床実習

視能訓練士臨床実習

【担当】神谷 慶

5月23日から6月24日までの5週間、臨床実習をさせて頂いた熊本の西日本教育医療専門学校の実習生です。

私が臨床実習に来て最初に思ったことは、視能訓練士の先生方がお若い先生ばかりで、眼科外来の雰囲気が活気に満ち溢れていたことです。一人一人の先生方が熱心に分かりやすくご教授してくださり、毎日が充実した臨地実習となりました。各先生方で個性があり、一つの検査でも様々な工夫をして検査されていたのでとても勉強になりました。特に毎週金曜日の斜視クリニックでは、小児に対して、検査に集中してもらうための声かけや工夫が多くみられ、非常に参考になりました。

今回の臨地実習で、実際に患者様を検査させていただいた中でも、網膜色素変性症の患者さんに対するゴールドマン視野計での検査がとても印象に残っています。視野検査の重要なポイントやコツなどを、一つ一つ丁寧に教えていただきました。また、間歇性外斜視の患者様に対する融像トレーニングは、他の実習先ではあまり経験のできない大学病院ならではの貴重な経験だったと思います。

さらに、手術見学ではドクターの先生方から、白内障や緑内障、硝子体手術について詳しくご教授して頂き、より術式に対する知識を深めることができました。

5週間の実習を通して、視能訓練士に必要な責任感や専門的な検査技術など、多くのことを学ぶことができました。

私の指導を請け負って頂いた森田先生をはじめとする視能訓練士の先生方、眼科医の先生方、香川県の素晴らしさを教えて下さった秘書の芥様、眼科に関わる全てのスタッフの方々に感謝を申し上げます。

1882_1