先輩からのメッセージ

産休中の働き方は

私は斜視・弱視クリニックを担当しております。

一人でクリニックを担当しておりますので、自分の出産により患者さんにご迷惑がかかることを非常に申し訳なく思っていました。ありがたいことに産休に入る前から、多忙であるにもかかわらず産休中の外来・手術を先輩医師がサポートしてくださいました。

仕事と育児の両立

一人目出産後１年ほどして常勤として勤務を再開しました。他県在住ということもあり、病棟業務やオンコール等の勤務は医局長の配慮により免除となりました。仕事と育児で、気力・体力は奪われていきましたが、人としての経験値が増えたおかげか、以前に増して患者さんを大切に思い、特に親御さんのお気持ちが身に染みてわかるようになった点はよかったと思います。

二人目出産時も産後まもなく斜視クリニックのみの勤務から開始。週数日の勤務の間に勉強し、無事に専門医試験に合格した後から再び常勤となりました。しばらく常勤でがんばっていたのですが、やはり子供が幼稚園にはいったころからなかなか毎日の勤務が難しくなりましたので、現在は非常勤医師として在籍しております。

他県在住なのにどうして香川大学眼科で働きたいのか

お休みの日は子育てのみならず、他施設に手術見学等いかせていただき、スキルアップをはかっております。

他県在住なのにどうして香川大学眼科で働きたいのか、その答えは

1. 自分のやりたいことを自分のペースで思う存分させていただける。
2. 医局員の仲が良く、アットホームな雰囲気で出産・育児について理解・協力をしてくれる

からだと思います。

家庭の事情は各々違います。女性医師は長い人生の間に仕事に重きを置く時期、子育てに重きを置く時期と変化を伴いますが、当医局は一人ひとりのことをその時々の状況を鑑みて柔軟に対応してくれます。女性医師が安心して妊娠・出産ができ、出産後も医師としても、家庭人としても活躍できる教室ですので皆様をおまちしております。

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