2026年6月5日(金)から6日(土)にかけて、名古屋市で開催された「日本弱視斜視学会」に参加いたしました。私自身、昨年に引き続き2回目の参加となります。
今回の学会では、近年海外で注目されている弱視治療の新たなアプローチについて、日本国内における臨床試験段階のプログラムを体験する機会に恵まれました。
これはVR(仮想現実)ゴーグルを着用し、動画視聴やテニス、卓球などのゲームを通じて弱視眼の視能訓練を行うものです。従来の「健眼遮閉」が定着しにくいお子さんであっても、ゲーム感覚で楽しみながら継続できる点が非常に画期的であると感じました。一方で、これらはまだ新しい試みであり、長期的な治療効果や予後に関する研究データは十分にありません。
今後、副作用等のリスク管理も含めて慎重に経過を注視していく必要がありますが、将来的に家庭用ゲーム機のようにVRを用いた訓練が普及すれば、在宅での弱視治療の可能性が大きく広がるのではないかと期待が膨らむ内容でした。
また、学会期間中には、前回に引き続き帝京大学の先生方との懇親の場を設けていただきました。2回目ということもあり、前回よりもリラックスした雰囲気の中で、有意義な意見を交わすことができ、大変実りある学会参加となりました。



