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開院報告

【担当】溝手 雅宣

平成28年5月20日に香川県立中央病院を退職し、高松市でクリニックを開院させていただきました。
開業を決断し開院日を迎えるまでは約1年半の期間がありました。開業されている先輩方からは開業の準備は大変だよと話は聞いておりました。前職を退職するまでは、仕事をしながら準備を進めていましたが、周りのサポートしてくれる方々のおかげで大変ではありましたが、正直それ程でもないなという印象でした。しかし、開院2ヶ月前くらいからは購入する医療機器の決定、採用するスタッフの健康保険、雇用保険などの手続き、スタッフ研修などで忙しくなり、「こんなに大変なら開業なんてするんでなかった」と思わず周りに愚痴をこぼしてしまうくらい大変でした。
何とか無事に開院日を迎えることができました。この記事を書いているのは開院後1週間を過ぎたあたりですが少しずつ落ち着いて診療ができるようになりました。また受診していただいている方は本当にクリニックの近所に住まれている方がほとんどです。当院は一階に皮膚科、二階に内科が併設されているメディカルビルの三階にあるのでその影響かもしれませんが多少は地域医療に貢献できているのかなと思っています。
これからは外来診療だけでなく手術も準備して行っていく予定です。これまでで習得させていただいた白内障手術はもちろん、そして緑内障手術も必要であれば可能な限り施行していこうと考えております。そして当院を受診していただいた方が笑顔で帰っていただけるように努力を惜しまないように頑張っていきたいと思います。
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