10月1日(土)、2日(日)と岡山国際ホテルで開催された「瀬戸内眼科コロシアム」に参加してきました。白内障、緑内障、角結膜・眼感染症、眼炎症、涙道・斜視、メディカルレチナ、サージカルレチナ、ぞれぞれの分野で最新のお話をレクチャーしていただける勉強会です。
日本眼科学会や臨床眼科学会のような大きな全国学会では、自分の専門分野の講演に集中してしまいますが、この会では別の専門分野の講演を聞くことができるので非常にためになります。
私はサージカルレチナを専門としていますが、今回勉強になったのは緑内障手術の発展です。低侵襲緑内障手術や新しいインプラント手術についてのお話が心に残りました。360°スーチャートラベクロトミー眼内法(隅角鏡を用いて、前房内からシュレム管に糸を挿入、全周通糸し、その糸を引っ張ることで線維柱帯を360°全周切開するといった名人芸! 結膜や強膜を傷つけない)に、いつか挑戦してみたいとついつい思ってしまいました。