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眼科初期研修レポート

【担当】渡邊一輝

研修医1年目の渡邊と申します。4月から6月までの3ヶ月、眼科で研修させて頂きました。
元々眼科は将来の選択肢として考えていたのですが、2年目の研修先を決める上でも進むべき診療科は早めに決めたいと思い、研修のスタートと同時に眼科を回らせて頂くことにしました。
研修内容は主に外来業務と入院患者さんの担当で、外来では新患さんの予診や手術前の患者さんの検査、病棟では入院患者さんの診察、手術の助手などをさせて頂きました。学生時代はポリクリだけでなくスーポリも取らせて頂いたのですが、今回の研修では細隙灯での診察や眼圧測定、術場での器具出しなど、更に眼科について深く学ぶ機会を得られたと思います。
眼科の魅力は、視機能が自身にとっても非常に近い存在であるために患者さんの悩みがよく伝わり、またQOLの向上にも密接に関わっているために、直接患者さんから感謝される機会が多いことです。「目が見えなくなって困っているんです」という訴えは自身に置き換えてみればより深く響きますし、「よく見えるようになった、ありがとう」とお礼を言って頂ければ、報われた思いがして喜びもひとしおです。研修を終えて、この魅力に改めて気づくことができました。
最後に、研修期間中に指導して下さった先生方には大変お世話になりました。眼科は雰囲気も柔らかくて困ったときにすぐ助けて下さる優しい医局であり、何が分からないのかもわからないでいる僕に眼の解剖から懇切丁寧に教えて下さり、お忙しい中でも可能な限り研修の機会を与えて下さったことに感謝しております。3ヶ月間本当にありがとうございました。