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2ヶ月間の眼科初期研修を終えて

【担当】M.Y

初期研修医の大和です。8~9月の2ヶ月間、眼科で研修させていただきました。
眼科に興味を持ったきっかけは、ポリクリ実習で眼科をまわったとき時にたまたま行われていたウェットラボに参加したことでした。もともと手を動かすことが好きで、外科に興味はあったのですが、長時間立ち続けることが苦手で諦めていました。そのため、座ってでき、顕微鏡を覗きながら数mmの穴から器具を入れる細かい作業の多い眼科の手術はとても魅力的に感じました。
2ヶ月間の研修では主に外来の外回りの手伝いと、白内障の手術の助手をさせていただきました。他の科での研修では病棟患者さんと接することが多く、あまり外来で働くことがなかったので、ものすごい数の患者さんで溢れかえる眼科の外来の忙しさには、初めは圧倒されてしまいました。しかし、そんな忙しさの中でも常に上の先生方が困っていることはないかと気に掛けて下さり、疑問に思ったこともすぐ質問しやすい雰囲気であったため、積極的にいろんなことに挑戦することができました。
日々少しずつ、細隙灯が使えるようになり、倒像鏡で眼底が見えるようになり、白内障手術の器具の順番をマスターしたり、アプラネーションでだいたいの眼圧なら測れるようになったりと出来るようになることが増えていき、毎日がとても充実していました。そのためか、2ヶ月間は本当にあっという間で、せっかくいろいろ出来るようになったのに、もう次の科に変わらなければいけないのが残念でした。
また、眼科的な知識以外にも、患者さんとの向き合い方や女性医師としての働き方など様々な医師人生におけるアドバイスもしていただき、とても参考になりました。
最後に、お忙しいにも関わらず少しでもいろんな事を経験させようと私に時間を割いて下さった先生方には感謝申し上げます。大変お世話になりました。