トップページ  > 特別コンテンツ  > 黄斑カンファレンス

黄斑カンファレンス

【担当】小嶌 洋和

 こんにちは、小嶌です。私は水曜日の黄斑外来を担当させていただいております。
現在黄斑チームは山下先生、小野先生、逢坂先生、三好先生、私小嶌の5人で診療を行っています。難症例であったり、治療方針に苦慮する場合は他の先生方と相談し診療をすすめていますが、全員が揃って相談する機会は少ないのが現状でした。そんな折、鈴間教授より循環外来同様に黄斑カンファレンスをしてはどうでしょうかとのご意見を頂きました。循環外来では造影カンファレンスが行われており、造影検査を行った患者さんの画像を供覧して診断や治療方針について検討しています。黄斑チームでもまずは月1、2回程度、黄斑カンファレンスを金曜日黄斑外来終了後に行うこととなりました。
 毎回鈴間教授も来てくださり、主に初診で造影検査を施行した患者さんの画像を供覧して診断や治療方針を検討します。黄斑外来には加齢黄斑変性の患者さんが多く、網膜の断層像がみられるOCTだけではなく、眼底造影検査が非常に重要ですがその所見を読み解くのは難しいものも多いのです。そして画像を供覧しながらベテランの先生方のご意見やアドバイスをじっくり聞ける機会はなかなかなく、今回の黄斑カンファレンスは非常に勉強になりました。自分が気付かない点を指摘してくださり、またこれからの治療方針についてのアドバイス等もいただけました。そして他の先生方の診断や治療方針を勉強できるよい機会にもなりました。
黄斑カンファレンスを通して、黄斑のことをより深く理解し、よりよい医療を提供できるよう明日からまた頑張っていこうと思います。