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2ヶ月間の眼科初期研修

【担当】上枝史奈

初期研修医の上枝史奈と申します。6月から7月末までの2ヶ月間の予定で研修させていただいています。
学生の頃の実習では、コロナウイルスが猛威を奮っていたこともあり、なかなか病院実習ができない日々でしたが、そんな中でも先生方が優しくご指導くださり、将来の希望診療科として興味を持つようになりました。
研修の事前挨拶に伺った際に当日行われるウェットラボに誘っていただき、突然の参加にも関わらず懇切丁寧にご指導くださいました。実際に手術で使用しているものと同じ顕微鏡を覗きながら機器を扱い、豚眼を使った白内障手術を体験させていただき、手術の難しさや奥深さと共に楽しさを実感しました。左右で異なる手技を行いながら、足でも器械を扱う作業が、ピアノの演奏動作と似ているので、15年間趣味でやってきたピアノの経験が無駄にならず、違う形で役に立つかもしれないと感じました。
外来で予診や診察前の検査オーダーを行い、病棟の患者さんの診察、手術での助手など、日々教えていただくことを消化することに精一杯ですが、先生方や視能訓練士の方々にご指導いただき、充実した毎日を過ごしています。まだ研修が始まって数日しか経っていないため暗中模索ではありますが、多岐にわたる経験を経て、将来的に自分がより貢献できることはどのようなことなのかを熟考したいと思っています。
ご迷惑をお掛けしてしまうことも多々あるかと思いますが、2ヶ月の間に多くのことを意欲的に勉強していけたらと思っておりますので、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。