トップページ  > 特別コンテンツ  > 眼科での初期研修を終えて

眼科での初期研修を終えて

【担当】濱中智史

初期研修医の濱中智史と申します。この度は一ヶ月という短い間ではありましたが、香川大学眼科学教室にて研修をさせて頂き誠にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
さて、私が最初に眼科に興味を持ったのは4年生のユニット講義でした。写真が趣味の私にとって眼の構造はカメラと非常に似ており、とても精巧にできた人間の眼に感心するばかりでした。時は流れ6年生の医学実習Ⅱでも眼科を選択させて頂き、実際の手術や検査を見学させて頂き興味は募る一方でした。そうして本年度、ようやく研修医となり眼科をローテーションすることができました。研修医として実際に手術に参加し、顕微鏡を覗いた時の衝撃はかなりのもので、学生時代モニターで見ていたよりもずっとずっと鮮明で明るく、また眼底を見ている際はまるで宇宙の深淵を覗いているようで非常に感動を覚えました。また外来では先生方にお忙しい中細隙灯の使い方を教えて頂き、まだまだ半人前ではありますが実際の患者さん相手に前眼部を観察することが出来るようになったことも印象に残っています。
私自身、様々な科に興味があり診療科選びはまだまだ難航を極める予感がしますが、眼科をローテーション出来て本当に良かったと考えています。重ね重ねにはなりますが、お仕事でお忙しい中一ヶ月お世話になりました、ありがとうございました。