7月29日に香川大学と関連病院の若手医師に向けて、白井病院 宇野敏彦先生よりご講演いただきました。今年もコロナウイルスの影響は大きく、zoomでの開催となりました。

まず角膜の検査の基礎を教わりました。術前検査などで当院でも日常的に使用している機器を題材にしていただき角膜の評価について学びました。
次に角膜診察について具体的な実例を交えながらご説明いただきました。「心焉に在らざれば視れども見えず」とは正にこのことで、スリットを通して角膜を見ることができていたつもりでしたが、知らない観察法がたくさんあることを痛感いたしました。また、実際に角膜内皮細胞の観察も試してみたいと思います。
最後に角膜の処置に関してシェーマを用いながらご指導いただきました。特に角膜抜糸の大切なポイントを押さえることができ、非常にためになりました。

私たち後期研修医にも分かりやすくご説明いただき、明日からの診療に活かせるとても有意義な時間となりました。
お忙しい中時間を割いていただきました宇野先生、このような貴重な場を設けていただいた鈴間先生ありがとうございました。