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活動レポート

第127回日本眼科学会総会

【記事区分】大会・学会・勉強会
【担当】小嶌 洋和
【日程】2023年4月6日~9日

 みなさんお元気ですか。新年度が始まり、忙しくされていることかと思います。今回は毎年4月に開催される日本眼科学会総会(日眼)に出席させて頂いたのでご報告いたします。
 会期は4月6日から9日の4日間にわたり、秋に行われる日本臨床眼科学会とならんで眼科領域では最も大きな学会の一つです。昨年の日眼の現地参加者は2600人以上で、今年の人数はまだ発表されていませんでしたが、コロナの規制も緩和されてきており昨年より多数の方が参加されたと思われます。どのブースも立ち見がでるほど盛況で、活発な議論が行われていました。やはり現地参加では、リモートでは味わえない演者からの熱量を感じることができ、興味深い内容も多く大変勉強になりました。
 私は加齢黄斑変性のセッションで、「難治性滲出型加齢黄斑変性に対するBrolucizumab治療変更後の網脈絡膜血流と1年の治療予後」について発表させていただきました。エキスパートの先生方からの質問に窮することもあり、教授の手を煩わせてしまいました、鈴間先生ありがとうございました!!
 秋光先生は「ヒトミュラー細胞における低酸素刺激と機械的伸展刺激によるAngiopoietin-1発現の検討」についてしっかり発表されていました、さすがです!!
 香川大学から参加したのは、私を含め鈴間先生、中野先生、逢坂先生、秋光先生の5名です。私と秋光先生の発表は1日目の4月6日に終わり、その日の夜は皆で和食懐石をいただきました。初めてスッポンを食べ、雑炊でいただきましたが、柔らかいお肉のような食感であっさりなのに味わい深くとてもおいしかったです。コロナ禍で会食できる機会も少なく、久しぶりに皆と楽しく美味しくご飯を食べることができました。
 学会は準備が大変で、発表に緊張もしますが、学ぶことも多く充実した4日間でした。ありがとうございました。