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佐藤 志乃

先輩からのメッセージ

佐藤 志乃
佐藤 志乃


救急医療科から「眼科医になる」と予定を大きく変更

私は、今でいう卒後臨床研修時代に、母校の救急医療科へ入局しました。

救急医療科で少し度胸をつけて、いずれ内科医になろうかな、と考えていた私でしたが、結婚し、第1子を授かりました。育児休業中に夫の実家のある香川県へ戻ることになり、育児と仕事の両立を本気で考え始め、「なんか眼底検査ってかっこいいよね…」と前々から思っていたこともあり、「眼科医になる」と予定を大きく変更。平成12年から現在に至るまで、香川大学医学部眼科学講座でお世話になっています。

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最大のピンチも、よき先輩、同僚に助けられながらキャリアを積み重ねてきました

眼科ではよき先輩、同僚に助けられ、なんとか育児・仕事を両立できていたところに第2子を妊娠しました。とっても嬉しいことなのですが、今から考えると第2子出産後の職場復帰が最大のピンチでした。ところが、当時の教授をはじめ医局長が私の働ける条件、希望を大変な寛容さで受け入れて下さり、ぼちぼちと自分のできる範囲で仕事を続けた結果、眼科専門医の取得、学位論文の執筆、博士号の取得、とキャリアはいつの間にか積み重なり、さらには専門分野を持つべき、という教室の方針のおかげで、現在、緑内障外来を担当させていただいています。

香川大学眼科を選択するメリット

香川大学眼科を選択するメリットをあげてみます。

  1. 自分が希望する専門分野をきちんと相談できる。
  2. 系統だった臨床研修システムがあり、手術、臨床、研究のキャリアが積み重ねられる。
  3. 女性医師、子煩悩な男性医師が多く、妊娠・出産後の復帰についても個人の状況に応じて相談が可能です。院内には保育園があり、病児・病後児保育制度もあります。
  4. 視機能が回復した患者さんの大きな喜びに触れることができる、というのが眼科の最大のメリットでしょう。診断し、治療がうまくいった患者さんから、「先生本当にありがとう。先生に会えてよかった。」などと言われると、それをおかずに3日くらいご飯が食べられます。

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視覚を守る仕事は素敵です

当教室は気楽で、楽しく、みんな働き者です。

「人間が受け取る情報のうち80%は視覚からの情報である」

視覚を守る仕事は素敵ですよ。おすすめです。


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