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請川 香里

先輩からのメッセージ


請川 香里
請川 香里


半年の産休、育休を得て2017年5月より仕事に復帰しました。

2016年10月に次女を出産し、半年の産休、育休を得て2017年5月より仕事に復帰しました。

2014年4月に長女を出産、その後半年で復帰した後、予想はしていましたが、やはり大変だったのは出勤前の準備や帰宅してからの家事、子供の急病時の対応でした。院内の病児保育にはずいぶんお世話になりました。また、急病時に遅れていくことや早退することもしばしばあり、その時には医局の先生方が私の穴を埋めてくれました。子供のペースに合わせてゆっくりなんてよく言いますが、そんな訳にはいかず、常に時間との勝負でした。幸い私は家事、育児に関してはイクメン(自称)夫と家族のサポートのおかげで私の負担はかなり軽減されており、恵まれている方ではありますが、それでも朝と夜は常にバタバタしていました(今から思えば、子供一人のうちは序の口でした)。

仕事に関しては、医局の先生方のご厚意でオンコールを減らしてもらったり、外来中心にさせてもらったりと、出産前の半分以下の戦力にしかならない私の希望を常に聞いてくださり、困ったときにはその都度相談できる環境にいたおかげで、細々ながらなんとかやってこれました。復帰後には学位も取得させていただきました。

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時間との格闘にはなりますが、今この瞬間は人生に一度しかないので、一日一日を楽しく過ごしていけたらと思っています。

徐々に子育てに慣れ、ペースができつつある時に第2子妊娠が発覚しました。我が医局は、昨年、今年出産ラッシュで、ただでさえ少ないスタッフで頑張っている中、産休に入るのはとても心苦しかったですが、嫌な顔一つせず送り出してくれたことには本当に感謝しています。

この原稿を書いている今は、復帰してまだ日が浅いのですが、前回の復帰後と違うことは、出勤前の準備が前回よりも更に時間がかかること、引っ越しをして通勤時間が以前の倍になったことです。しかし、以前と同様に寛大な先生方やスタッフの皆さんの配慮、サポートがあるおかげで、仕事に関してはなんとか頑張っていけると思っています。

更に時間との格闘にはなりますが、今この瞬間は人生に一度しかないので、一日一日を楽しく過ごしていけたらと思っています。

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香川大学眼科は、子育て中の女性医師に優しい医局です。

香川大学眼科は、子育て中の女性医師に優しい医局です。それは二回の出産を経験した今、更に実感しております。自分の働き方を自分で決めることができ、それに対しできる限り希望を聞いてくれ、サポート体制もしっかりしています。自由な雰囲気なので、とても働きやすい医局です。子育て中の方、また今後結婚、子育てを考えている方でも十分自分の居場所を見つけることができる医局です。ぜひ一緒に頑張りましょう。

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