医学生・
研修医の方For Resident

真鍋 耕一郎

真鍋 耕一郎
真鍋 耕一郎

眼科医を選んだ理由

私が専門科を決めるにあたって考えた条件は以下の通りでした。「生活の質を高める医療を行いたい」「手術が(いっぱい)できる」「(できれば座って手術がしたい)」「患者さんに笑顔で退院してもらいたい」

こんなわがままな条件をすべて満たしてくれるのは眼科だけだということに気付いたのは大学5年生の臨床実習のときでした。それ以来、眼科一筋(?)で今に至ります。


研修について

私は香川大学医学部附属病院を研修先に選び、関連病院での研修も含めて2年間の初期研修期間中に13.5か月の眼科研修を行いました。特に、2年目の研修はほぼ眼科一色でした。眼科の話からは離れますが、当院の初期研修はプログラムの自由度が高い一方、センター長はじめ専任のスタッフが研修医一人一人をとても大切にしてくれる素晴らしい環境でした。もし香川大学医学部附属病院での研修とそれ以外で迷っている学生さんがいるならば、経験者として自信をもって当院での研修をおすすめしたいと思います。


研修と現在の仕事について

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初期研修では、検査や診察の仕方から手術の助手、術後の管理などを指導医の先生を中心に多くの先生方、ORTさんに丁寧に教えていただきました。また、テノン嚢下注射、硝子体注射、YAGレーザーによる後発白内障手術、網膜光凝固術など多くの手技にも取り組むことができました。大学病院には難症例の患者さんが多いため苦労することも多いですが、治療に成功して退院していくときの喜びも大きいです。困ったり悩んだりした時に周りの先輩Dr.がすぐに相談にのってくれる今の環境は本当に恵まれていると思います。手術の翌日、術後に患者さんによく見えるようになった、と笑顔で言っていただける瞬間が何よりもやりがいを感じる瞬間です。


当教室のメリット

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これから眼科を専門にしようと考えている学生さん、研修医の先生方はどこで働いたらいいか、きっと悩まれることと思います。それぞれの場所ごとに特徴があり、メリットデメリットは裏表の関係なので、自分に合う場所を選ぶことが大切だと思います。香川大学眼科学講座は比較的こじんまりとした教室だと思いますが、一人一人の役割が大きく忙しい半面、短期間で多くの経験を積むことができます。やる気と学ぶ気持ちがあれば、様々なことに挑戦させてくれる環境です。大学から車で通える場所に関連病院があるというのは実生活を考えるととてもありがたいことです。また、希望すれば留学を含め、医局の枠にとらわれず専門性を持った医療機関での研修も可能です。私が大学卒業前にどこで働くか迷っていた時に、出身大学の眼科Dr.が香川大学の眼科なら間違いないから安心して行っていいと勧めてくれた通り、この選択は間違ってなかったと思っています。


MESSAGE

当教室での研修を考えてくれている先生がいらっしゃったら、ぜひ一度見学に来ていただきたいと思います。実際の雰囲気と働き方を実際に見ていただきたいと思います。眼のことに興味があるならきっと満足できると思います。一緒に働けることを楽しみにしています。


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