医学生・
研修医の方For Resident

藤田 智純

先輩からのメッセージ

助教
藤田 智純
藤田 智純


私が眼科医になろうとした理由

私が眼科医になろうとしたきっかけは、医学科6年生の時に臨床実習で眼科を選択した時です。私はあまり真面目な学生ではなく、5年生での臨床実習では出席を取らない科はサボり呆けていました(眼科は一度も行ったことはありませんでした)。6年生の時に何となく眼科を選択しましたが、その時の指導医の先生の顕微鏡を使った繊細な手術に魅了されて、眼科医になることを決意しました。もう医者になって10年が過ぎてしまいましたが、その時のことは良く覚えています。

当時は卒後臨床研修制度が始まったばかりで、何でも診ることのできるジェネラリストになることが主流とされていましたが、私はあえてそれに逆行し、マイナーの中のマイナーである眼科医になることが、男の中の男である?と考え、選択しました。

研修医時代の経験

研修医時代は、早く一人前になろうとそれなりに頑張ったつもりです。初期研修は香川大学で、後期研修は関連病院である三豊総合病院で行いました。大学病院で扱う疾患は重症でも、それぞれ専門分野でやさしく教えてくれる先生もいましたし、何かつらいことがあっても慰めてくれる同期の先生もいました。特に香川大学は少人数の教室ですので、コミュニケーションで困ることはありませんでした。また後期研修では、大学病院ではなかなか経験することのできない一般的な眼科疾患を経験することができ、多くの白内障手術の執刀を経験させていただきました。当時の指導医であったF先生にはいろいろご迷惑をおかけしましたが、その経験が現在の私の眼科医としての糧となっていると思い、一生頭が上がりません。

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この医局の良いところ

ます辻川教授をはじめ、医局のみんなが優しいです。研修医として慣れない仕事を行っていく上では、それが何よりと思います。対人関係でのストレスで悩まされるのは、無駄なことですから。

今年入局したMくんやKくんは、手術中平気でお腹すいたら機嫌悪くなりますし、ミスをやらかすこともあります。我々指導医はリカバリーすると同時に、凹んだ研修医をギュッと抱きしめるのみの中間管理職です。

さらに研修病院や研修システムがしっかりとしていますので、上記のようなやさしい指導と合わせると優秀な眼科医が育つことは言うまでもありません。


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仕事のやりがい

私は網膜硝子体疾患の手術を専門としていますが、眼科の中では手術症例が最も多い分野です。裂孔原性網膜剥離を始め、多くの緊急手術を行っていますが、大学病院の手術室のスタッフに「先生なんか知らんですけど、毎日手術してますね。」と言われたときに、「そう、なんか知らんけど毎日手術しとるね。」と返した時に、眼科医としてのやりがいを感じてしまいました。Mなのかもしれません。


眼科医を目指すみなさんへ

卒後臨床研修制度になってからは、さまざまに選択肢が増えたと思います。都会の大きな病院に行くこと、地方の大学病院に残ること、それは研修医にとっていいこともあれば悪いこともあります。ただ卒業したばかりの若い研修医には、何がいいことで、何が悪いことか、それは解らないと思います。何も考えないで進路を決めている人、悩んでいて進路を決められない人がいると思います。どうしていいのかわけがわからなくなった人、何となく香川大学の眼科に来てみてはどうでしょうか?我々がいいようにしますよ。

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