医学生・
研修医の方For Resident

中野 裕貴

先輩からのメッセージ


中野 裕貴
中野 裕貴


私の経歴

執筆時点では眼科医10年目で、大学では網膜硝子体疾患(黄斑上膜・円孔、網膜剥離、糖尿病網膜症)を中心に外来と手術を行っています。香川大学での初期研修が終わり、眼科入局後の経歴は、1年目は大学、3年間関連病院で一般眼科を研修後、5年目で大学院生(社会人枠)として大学に戻り、眼科専門医試験に合格。6年目より専門となる硝子体手術を始め、8年目で大学院を卒業、博士。現在は後進を育てつつ専門分野でがんばっています。

眼科の特徴

私は大学6年生の頃から眼科に興味があったので、初期研修医期間の半分は眼科での研修でした。消化器内科と少し迷いましたが、研修医の期間中に持病が顕性化して1年ほど病気と薬の副作用で万全の体調ではありませんでした。眼科は拘束時間が短く仕事のオン・オフがしっかりしていることで、昼間はわりと忙しいですが、救急の患者は少ないので夜間の呼び出しは少ないので、その点では助かっています。他の特徴は、とても専門性が高く代わりの効かない科であること、「見える」臓器なので診断がしやすいこと、手術のコストパフォーマンスが良いので患者に感謝されることです。最たる例は白内障手術で、10分かからない手術で翌日から視力が0.1から1.0になります。専門が手術なのでもう少し述べるとしますが、年間400例くらい白内障手術をしていますが、手術時間が短く、かつ症例が多いので上達の機会も多くラーニングカーブが上がりやすいです。手術器械の進歩もめざましく、退屈することもありません。
現在の初期研修医制度が始まってからは、ローテーション先の科に興味が出てきてしまうせいか、新規に眼科を選択する医師の数は減っているのが現状です。症例が少なくて困ることもありませんし、早く成長できると思います。

眼科に限らず初期研修医制度でローテートしない科は選択しないと興味をいだくどころかスルーして終わってしまうフシがあります。学生時代に少しでも興味があれば眼科を外科選択でよいですので、覗いてみてください。

experiences-nakano-img02


研修の特徴へ