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眼科での研修を終えて

【担当】日詰 華子

初期研修1年目の日詰と申します。7月~9月の3ヶ月間眼科で研修させていただきました。
私はポリクリで眼科を回るまで将来は内科医一択だと思っていましたが、実際2週間のポリクリを終えてみて、手技ができること、女医さんが多いこと、教えてくれた先生方が優しかったことで眼科に魅力を感じるようになりました。スーポリでは選択できなかったため、初期研修で初めて眼科の診療に関わることとなりました。
いきなり3ヶ月間研修をするのは、医局の雰囲気が合わなかったらどうしよう、眼科の診察ができるようにならなかったらどうしよう、手術の助手は自分に務まるのか、と初めは不安でしたが、優しい先生方やORTの先生方、看護師さん達のおかげで全く心配する必要はありませんでした。

3ヶ月の研修の間、主に手術助手、外来、病棟業務に携わりました。一番興味のあった手術ですが、研修初日からバックル手術の第2助手に入らせていただき、白内障手術の第1助手は何度もさせていただきました。月に1度のウェットラボでは自分で豚眼の白内障手術も行いました。外来では新患さんの予診をとって必要な検査をオーダーし、他科に入院中の患者さんの往診にもついて行かせてもらいました。病棟では毎日入院患者さんの診察を行いました。初めは全く見えなかった眼底も少しずつ見えるようになり,眼圧も先生とほぼ同じ値がでるようになりました。

また、大阪で行われた眼循環学会にも出席させていただきました。正直内容が難し過ぎて理解できない発表も多かったのですが、全国の最先端をいく先生方の発表を聞くことができ、初めての学会の雰囲気を味わうことができました。夜に連れて行っていただいたフレンチ料理は初めて食べたものばかりで、あの時の感動は今でも忘れられません…!

右も左も分からない状態だった私が無事に3ヵ月の研修を終えられたのは、優しく熱心にご指導してくださった先生方のおかげです。お食事にもよくお誘いいただき、勤務時間外まで充実した3ヵ月間でした。お世話になった眼科の皆様、本当にありがとうございました。