ARVO2015はコロラド州デンバーで開催されました。今年は、辻川教授、緑内障グループの廣岡先生、網膜グループの白潟が参加しました。
デンバーは標高が約1マイル(約1600メートル)に位置することから、「マイル・ハイ・シティー」(The Mile-High City)の愛称で呼ばれている都市です。私にとってはあまりなじみがありませんでしたが、「有名アスリートが高地トレーニングに行くとこ」とか「ロッキー山脈があるとこ」など、とにかく自然の多いイメージでした。1年365日中、300日以上が晴れと聞いていたし、日本のゴールデンウィーク期間中の学会ですが、デンバーで自然を満喫してリフレッシュできることも期待して、デンバーに向かいました。残念ながら実際は、私たちが滞在した1週間ずっと曇りか雨で残念だったのですが、コロラドの自然にも触れることができました。
今回の私のプレゼンテーションは、「Pars plana vitrectomy with internal limiting membrane peeling for diffuse diabetic macular edema」でした。去年同様ポスター発表なのですが、2時間近くポスターの前に立って、見てくれた人の質問に答えたり、討論するという発表形式です。ポスター展示はだいたいエリアごとにテーマが分かれているので、自分の発表ブースのとなり近所には同じ分野や疾患をテーマとした展示が並びます。発表の合間にとなり近所をみるだけでも勉強になります。時間が長いので、お互い質問してみてもいいです。
残念ながら今年も、大人数では参加できませんでした。海外ということもあって、いろいろハードルが高いと感じることもあるかもしれませんが、ぜひとも、特に若い大学院生の先生には積極的に参加してみてほしいです。