今回は第71回日本臨床眼科学会総会に参加しました。眼科の学会では一番大きな学会で、いろいろな領域を臨床の視点で広く扱っています。今回はいい意味で電子化が進んでおり、朝にインストラクションコースの当日券を取りに行ったりするのがオンラインでできたりとハイテクです。研究の成果を発表する一般口演、ポスター（学術展示）が主なのですが、お題を示してその部分を重点的に取り扱う講義的な内容のインストラクションコースに人が集まっています。内容も一般的ですし。「網膜剥離ファイトクラブ（６）」、「第3回inverted ILM peeling 普及委員会」とか毎年やってるシリーズモノもあります。僕の専門は網膜硝子体なのでそっちを重点に勉強してきました。他は「IOL摘出・交換」とかでしょうか。一応目安として難易度が設定されていますが、それは滅多にない「上級向」でした。あと貴重なのが機械展示です。色んなメーカーの機械が一同に集まりますが（写真1）、面白い器具を見つけてデモを申し込んだりとか。今回はIOLカッターと非接触型前置レンズを物色しました。僕の発表は一般口演で、3つほど質問を受けて問題なく終了しました。土曜日は香川大学のメンバーで食事会をしました（写真2）。初期研修医の秋光先生も参加してくれました。入局してくれると嬉しいです。

（写真１）

（写真２）