10月21日(土)、第87回香川大学眼科研究会が行われたので参加して参りました。
今回の特別講演は、
1.「網膜静脈閉塞症(RVO)の病態、診断と治療」
大阪医科大学眼科学教室 講師 喜田 照代 先生
2.「涙液と視機能」
井上眼科 院長 井上 康 先生
3.「白内障診療アップデート」
金沢医科大学眼科学講座 主任教授 佐々木 洋 先生
と、今回も大変ご高名な3名の先生のご講演を拝聴してきました。
研究会に参加しているといつも思うのですが、普段の臨床では携わる事が少ない疾患の知見や、それぞれの疾患に対する診療から研究までと、基礎から最新のトピックにわたりご講演を聞くことができるので、大変ありがたい時間だなと思います。また、先生方がどのような事を考えながら臨床や研究に取り組まれているのかを実感する良い機会でもあります。
検査に携わる者として、研究会で得られる事はたくさんあります。それを臨床に活かすことは簡単ではありませんが日々頭の隅に留めておきたいものです。
余談ではありますが、学生時代に実習先の井上眼科で眼底写真撮影の指導をしてもらっていたところ、私の眼に眼底出血が見つかり、井上康先生に診察していただいた事は今では良い思い出です。
研究会後の情報交換会にて