World Ophthalmology Congress (WOC), 29th Asia-Pacific Academy of Ophthalmology (APAO), 118th Japanese Ophthalmological Society (JOS)
World Ophthalmology Congress (WOC), 29th Asia-Pacific Academy of Ophthalmology (APAO), 118th Japanese Ophthalmological Society (JOS)の3つの国際合同学会が東京で開催されました。世界中から2万人近い眼科医が集合し、English sessionと、JOSの日本語のセッションに分かれてたくさんの特別講演、一般講演、セミナーが行われました。English sessionは、論文雑誌に既報の内容の発表や、教育講演が主であり、特に目新しい報告はありませんでしたが、国内にいて国際学会の雰囲気を味わうというレアな体験ができました。JOSは通常毎年開催される日本眼科学会であるので、新しい治療法、検査、手術に関する研究等の発表が主でした。
通常の国内学会とWOCとの最も大きな違いは、会場にいる人のほとんどが外国人だったことです。学会期間中に、日本人の眼科医にほとんどすれ違うことがないくらい大きな外国人でごった返していました。学会場も自分が宿泊したビジネスホテルも外国人ばかりでした。きっとみんな、「日本てなんて小さな窮屈な国なんだろう」って思ったに違いないと思います。
一番楽しかったのは、東京ビックサイトで開催された「JAPAN NIGHT」という懇親会を兼ねたイベントでした。日本の伝統である祭りをモチーフにして、阿波踊り、よさこい踊り、ソーラン踊りなど、プロかアマチュアか分からない踊りの上手な集団が順番にステージで踊っていました。会場では祭りには欠かせない夜店が並んでおり、キティちゃんのぬいぐるみをゲットするシューティングゲームがなぜか人気でした。
ステージの踊りを見るのに飽きてしまったので、途中から他大学の先生といっしょにステージに上がってよさこい踊りを踊ったことが、一番楽しかった???
自分の一般講演は学会最終日の最後のセッションでした。連日のイベントの疲れで頭がぼーっとしてお腹すいたなあと思いながら講演してしまいました。早く朝ごはんを食べたいので質疑応答は流そうと考えていました。ところが予想以上に自分の発表に対して会場の先生方の興味を引いたようで、集中砲火を受けてしまい、撃沈してしまいました。