6月9日・10日にかけて，東京で行われた眼科専門医試験を受験してきました。

コロナ禍では密を避けるため試験会場が全国に分散され実施されていたのですが，本年度よりまた東京1か所に全受験生が集まっての試験に戻っています。
試験期間中の東京は警報級の大雨に警戒が必要とのニュースが流れていて，受験前はそもそも会場にたどり着けるのか不安でした。試験前日の高松は大雨で，高松空港からのフライトが悪天候のため遅延するトラブルがありました。少し幸先が悪い出発となりましたが，無事に会場に到達することができ，幸いにも試験期間中はそこまでの大雨が降ることもなく他の受験生も無事受験できたのではないかと思います。
専門医試験は4年間の専門研修プログラムを通して必要な能力が身についているかの確認となる試験ですが，実際は試験勉強をする過程で自分の知識の曖昧さや浅さに気付かされる点が多かったです。
過去問を解いて勉強すると，数年前の正解選択肢が医学の進歩や社会制度の変更により現在では間違いになっていることも多く，知識のアップデートを続ける重要性にも気付く機会となりました。
眼科専門医となった後も初心を忘れず新たな知識を吸収し続けたいと思います。