このたび、大学院博士課程の学位を取得し無事卒業する運びとなりました。
博士学位の取得には論文の受理が必須ですが、私の論文は Japanese Journal of Ophthalmology に
“Increased macular atrophy area with photodynamic therapy over intravitreal aflibercept at 2-year follow-up of
pachychoroid neovasculopathy”というタイトルで掲載されました。
本論文は、脈絡膜肥厚に黄斑新生血管を伴う疾患である pachychoroid neovasculopathy(PNV)を対象とした研究です。詳細はここでは割愛いたしますが、故・白神千恵子先生とともに構想し、執筆を開始した思い入れの深い論文です。
投稿の途中で白神先生がご逝去され、私自身も論文が暗礁に乗り上げたように感じる時期がありました。いくつもの Journal に投稿しては reject を繰り返し、そのたびに内容を見直し、少しずつブラッシュアップを重ねてきました。その過程で、鈴間教授や山下准教授には何度もご相談させていただき、貴重なご助言を数多く頂戴しました。今回、論文が掲載されることが決まった際には、これまでの苦労が報われたようで本当にうれしく感じるとともに、白神先生の最後のお仕事の一つとして、ようやく一つの区切りを迎えることができたという安堵の気持ちが込み上げてきました。
今後もこの経験を糧に、研究・診療に一層励んでまいりたいと思います。

