2021年10月8日~9日、第27回日本糖尿病眼学会が滋賀県で開催されました。
私は、「糖尿病黄斑浮腫に対するアフリベルセプト硝子体注射前後の網膜血管径と血管抵抗」というタイトルで、一般演題の発表がありました。発表といっても、コロナ禍のため音声付スライドでの発表であり、質疑応答もメールでのやりとりのみでしたので現地参加はしませんでした。学会の雰囲気を味わえない事や、直接質疑応答できない物足りなさなどデメリットもありますが、一定期間オンデマンド配信されるため各講演を何度でも視聴することができますし、今までなら同時刻の発表は聴講することができませんでしたがその不自由がないというメリットも感じました。
また、学会中に開催された「若手DRの会」という研究会にも参加・講演させていただく機会をいただけました。初めてのZoomでの発表でしたが、主催の製薬会社の方のおかげもあって通信トラブルなどなく終えることができました。
コロナ禍が落ち着いた後も、音声付スライドのオンデマンド配信やオンラインでの研究会というシステムが、良い形で残ってくれたらいいなと思います。来年くらいには、気兼ねなく学会に現地参加できる状況になっていることを祈ります。