毎年5月前後に、眼科領域で最も大きな学会であるARVOが北米で開催されます。今年はユタ州ソルトレイクシティで開催されました。香川大学からは大学院生4人を中心に6人が参加しました。
この学会の特徴は、発表のほとんどがポスター形式で行われることです。研究領域の近い発表者が同じ場所・同じ時間帯に集められ、活発なディスカッションができるよう配慮されています。今年は約6,000題が採択され、6日間にわたって開催されました。
今回の私の発表は、神戸への留学中に研究したロボット手術に関するものでしたが、多くの研究者から質問をいただきました。正直なところ私は英語が得意ではなく、十分な受け答えはできませんでしたが、様々な立場の研究者がいらっしゃいました。同じ研究を行っている研究者、外科医ではないもののロボットでの代替を検討している研究者など、多様な視点からの質問を受けました。大学院生4人もそれぞれ発表を行いました。
今回は発表の合間に丸2日間の時間を確保できたため、国立公園への散策に出かけました。火山による間欠泉で有名なイエローストーン国立公園を訪れ、アメリカの雄大な自然を満喫することができました。